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2021.11.15AKKOの遠足
10月の終わりに出かけた清里。
今回は一人で運転して約3時間。お昼前に着いた。
何を食べようか、全く考えていなかった。そういえば、坐禅断食会でよく耳にしていた『Kitchen Ohana』、やってる!
ランチは20食だけなので、”当日でも良いのでお電話ください”とあった。近くまで行って電話をしたら、運よく席があった。
古民家を改装したお店。
中に入ったら、アンティークが沢山!
間接照明があちこちに灯り、ストーブがついている。電気のヒーターは、アンティーク調に色が塗ってあ理、店主のこだわりが感じられる。帆船の傍にあるのは、ランプのように美しい真鍮の日本船燈のストーブだ。アラジンも良いけれど、綺麗だなあ。
開店してすぐだったのでお客は3組。お好きなお席にどうぞ〜と案内していただく。私は縁側の席に。
陽の当たる縁側で、庭を見ながらお茶を飲む。
子供の頃の思い出にもない、作られたお婆ちゃんの家の記憶のようwww
平日はご主人がすべて一人で賄っているそうだが、せかせかした忙しさは感じられない。それぞれ好きな席に、あちこちに散らばったお客さんに、給仕しては言葉を交わしているのが、いい感じだった。
そして、運ばれてきたご飯は、一品一品、手をかけて作られており、一口、口に入れては、箸を置いて、ゆっくりと噛みしめたい美味しさだった。和・洋・エスニックと味のバラエティにも富んでいる。
焼いた大根、なんでこんなに柔らかなの!
ほんのり甘いがんもどき!
大豆くささのないvegan肉団子!
ことごとく、え!と言うお味なので、各テーブルの皆が、作り方を聞いているのが印象的だった。そうかぁ、大根はお出しで炊いてから焼いて、焦げをつけているのか〜 がんもどきは、何度も挑戦して極めた自作で、煮切ったみりんを塗っているのか〜と、食べて驚き、その手間に驚き、こうして思い出して書いていても、お腹が空いてくる。
そして、お腹が程よく満たされるころにデザート。迷った。どこのテーブルでも迷っていた。
プリンも捨て難い。パイナップルとマスカットの組み合わせも惹かれる。胡桃は大好物だ。でも敢えて苦手な柿を使ったものにしてみた。この人の作るものならば、柿が克服できそうな気がしたから。
思った通り、柿のタルトは美味しかった。自家製のレモネードも爽やか。
これがすべて、一切の動物性食品を使用しないヴィーガン!
こんなにゆったりした美味しいベジタリアンレストランがあるなんて最高。
食事を終えたら、ぞろぞろっとお客様が入ってきた。
ふと見ると、入り口の脇には素敵なロケットストーブがある。リスや小鳥が切り株に集まってるデザイン。忙しそうで誰が作ったのかはわからなかったけれど、次に伺ったら聞いてみよう。
★Kitchen Ohana
定休日:日曜・月曜
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