2024.08.04AKKOの遠足

The 沖縄な青い空と海と素敵なパワースポット

琉球創世神が住んでいた浜比嘉島


日本列島を作ったのがイザナギとイザナミだとしたら、
琉球を作ったとされるのがシルミチューとアマミチュー。
その夫婦神が住んでいたのが浜比嘉島で、島全体がパワースポットと言われる。
 
その浜比嘉島には、昔は船で行ったらしいが
今では本島から《海中道路》でつながっているので、気軽に行けるようになった。
海中と言っても、海の上を走る全長4.7kmの道路で、
沖縄返還の1972年に開通したらしい。
橋というより道路な感じで、ドライブには最高。
途中には絶対に立ち寄りたくなる白浜のビーチもある。

 

アマミチューのお墓を訪れ

シルミチュー霊場に。
心が落ち着く素敵な場。
 
 

神さまの遣い黒いアゲハチョウ


鳥居をくぐり、108段の階段を登っていくと、
二人の神様が住んでいらしたという鍾乳洞がある。
 
階段を登っている最中、綺麗なアゲハチョウがひらひらと先導してくれた。
 
周りは多品種の南国らしい植物に囲まれて、神聖な空気感が漂っている。
 

帰りに階段を降りていると、
さっきと同じ種類の蝶々が交尾していた。
写真を撮っていたら、
「気がつかれましたね。近づいても逃げないので雄はもう死んでしまうかも」と
話しかけられた。
黒いアゲハチョウは神様の遣いなのだそうだ。

 
「ここは琉球大学でも研究調査している植物や生物の宝庫なんですよ」という話から始まり
岩に生え、そのうち割れたその岩を根で掴んでいるガジュマルと岩の《共生》のこと、
シルミチューとアマミチューのこと、久高島のことなど…
全部は到底書けないほど、会話が弾んだ。
話している最中に、『さっきの蝶が!」と指指す方を見ると
雄の蝶が元気に飛んで行った。雌は留まったままだった。
 
「この後はどちらへ?」
「塩工房へ行った後、果報バンダに行こうかと思っているのですが、
 ただの観光地のような気がして迷っているんです。」
「あそこはぜひ行ってください。でも、重要なのは、その横にある『龍神風道』
 そこから龍が入って休んで、西に抜けて…」と、
他にも、半分に割れたガジュマルが再生した素晴らしい礼拝所にはぜひ行ってと。
浜比嘉島は、その方も月に何度も訪れる沖縄一神聖な島だと言う。
塩工房に惹かれて選んだのだけど、あ〜来てよかった。
 
『シヌグ堂』は、大きな女郎蜘蛛と蚊が凄いですよ、と言われたけれど
鬱蒼とした茂みを抜けると、まるで神殿のような大きなガジュマルが現れた。
沖縄最古、樹齢600年以上らしい。
iPhoneの広角レンズでは到底この圧倒感はフレーミングできない。
包み込まれるような自然のパワー。
でも蚊には何カ所も刺された。(でもセロテープがあるから大丈夫)

 
その後向かった『龍神風道』は、まさに龍(気)が通り抜ける道だった。

果報バンダも絶景だった。

 
立ち寄り場所を増やして巡ったので、
帰りにこれまた絶景スポットで《沖縄ぜんざい》をいただいた。
氷はあっという間に溶けてしまったけれど
最高なおやつだった。