2022.02.13AKKOのおすすめ

フレッシュで美味しい金柑のはちみつ漬け

肥料もあげないのに、毎年実を生らせてくれる金柑

冬の庭は花が少なくちょっと寂しい。
白いパンジーが咲いているくらい。
金柑の実が沢山生っている。
梅が小さな蕾をつけ始めた。
アネモネが葉を出している。
土の中には、球根が芽を伸ばしながら眠っている。

金柑の実を食べに、メジロやヒヨドリがやってくる。
メジロは番いでやってくる。
意外と人を怖がらないので、じっくり見ていることができる。
小さくて、すばしっこくて、瞬間移動しているみたいで見飽きない。

ヒヨドリは単独でやってくる。
ヒヨドリが来ると、メジロもスズメも逃げてしまう。
そしてヒヨドリは、金柑を食べ散らかす。

食べるのはいいけれど、突いたのは完食しなさい!
と言いたい。
庭には齧られた金柑がいくつも散らばっている。
まぁ、よく考えたら、こうやって金柑は子孫を増やすのかもしれない。
でも、うちの庭には金柑の木は一本で十分だ。

メジロは、健気にも落ちた金柑を啄んだりしているので
毎朝食べるリンゴを少しお裾分けしてあげる。
ヒヨドリがいない間に、「メジロちゃん、リンゴだよ」と声をかけて。

金柑の甘露煮は甘くて苦手だったので、
私は庭に出たときに、いくつか捥いでそのまま食べるくらいで
ほとんど鳥に提供していた。

でも今年は、ニホンミツバチのモコモコに発酵したはちみつがあったので
はちみつ漬けにしてみた。

そうしたら、甘さ控えめで、火を入れないのでフレッシュで美味しいこと!
せっせと摘んで3瓶も作ってしまった。
簡単にできるのでぜひ!

作り方

①ガラス瓶を熱湯消毒する。
②金柑を横半分に切り、種をとる。
③金柑を瓶に入れる。
④瓶にはちみつを入れる。金柑が1/4ほど隠れるくらい。
⑤蓋をしっかり閉めて瓶を振り、はちみつをキンカンに馴染ませる。
⑥毎日一回、瓶を振る。
⑦水分が出て皮が柔らかくなったらできあがり。


 
  

     春・夏・秋と3回咲く金柑の白い花

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