2023.01.13AKKOの遠足

晴れた冬の日に二宮へ。菜の花と富士山のご褒美付き

『日用美』さんのカステラを買いに♪

お正月の支度もあるというのに、二宮に出かけた。
『日用美』の浅川あやさん手作りの、今年最後の手作りカステラを買いに。
いつも売り切れなので、今回はしっかり事前予約しておいた。
 
今回も二宮のあちこちのお店で、話をすると
みんなが知っていた有名なカステラ。
卵専門店を営んでいたお母様とあやさんが作っている。
坂道を登った先にあるお店まで、1トン以上ある焼き窯を運んだそうだ。
 
せっかくなので、ランチもどこかで。
何年かぶりで『GIRINO』さんに行ってみようと思ったけれど、
予約は取れなかった。クリスマスだもんなぁ😅
 
で、どうしようかと考えなから、当日になってしまい
駅のホームから、『のうてんき』さんに予約を入れた。
本日は《ビリヤニ》の日だという。やった!
 

初めての吾妻神社

乗り換えもスムーズに、早く着いてしまったので、
今まで何度も二宮を訪れていたのに行けていなかった『吾妻神社』にちょっと寄ってみよう。
Googleも二宮駅から徒歩8分と言っているし、ちょうどいい散歩になるかも。
と歩き始めた。テクテク、テクテク。
途中、菜の花が咲いていてアブが飛んでいるのを写真に収める。
やっぱりミツバチの方が可愛い。
 
やっと、吾妻神社に向かう梅沢口に着く。
そこから山道を歩く。もうすぐかな、まだかな??と思いながら結構登る。


私の他に登る人はおらず、降ってくる人ばかり。
「吾妻神社はもう直ぐですか?」
「まだちょっとあるよ」
「この道は大変ですよ。。。」


 
かなり上まで登った。吾妻山の山頂一歩手前と言ってもいいくらい。
今日は吾妻山に登る予定ではなかったので、
ロングコートにカステラを入れる籠バックで汗だくだった。



お参りして、もしかしたらこっち?と進むと
そこは吾妻山の山頂だった。Google マップめ。。。8分なんて大ウソじゃん。
 
穏やかな晴天。青い空。キラキラ輝く相模湾。
黄色い菜の花が咲いていて、富士山が見えた。
登ってきて良かった。

あ!もうすぐ予約の時間!
 

ビリヤニゆうこさん特製のビリヤニ!

到着が少し遅れる旨を連絡して、急いでε=ε=ε=(●’▽’)ノ下山する。
けなしておいてなんだけれど、Googleを頼りに『のうてんき』さんへ。


もうすぐかな〜と歩いていると、ちょっと惹かれる《のぼり旗》が。
ちょっと覗いたら、そこが『のうてんき』さんの裏だった。
 
ホッとして。席に着く。妙に居心地の良い佇まい。
お店には、選び抜かれた調味料や地元の無農薬野菜が売っている。
どれも200円という安さ!



ビリヤニを待っている間に、飲み物を選んだ。
なんと、《松の葉ジュース》があった。
気になっていたけれど、飲んだことはなかった。
なんとなく、おばあちゃんの香りがする。
味はさっぱりしていて美味しかった。



運ばれてきたビリヤニは、女性が作る優しさと繊細さのあるビリヤニだった。
その美味しさを感じてみたい方は、ぜひビリヤニゆうこさんのinstaをご覧ください。こうして書いている間も、お腹がグウと鳴ってしまう。



夢中になって食べて一息ついた頃、
先客の女性が、焼きいもを買って、『おいしー!」と喜んで
おまけにもらったからと、私にもお裾分けを下さった。わ〜い。
 


それなら私も、と、持っていた《プロポリスキャンディ》を差し上げると
「私、プロポリスがだ好きなんですよ。いい匂い!」と
嬉しいことを言ってくれた。
「なんか他のプロポリスキャンディと違う」
お店の方たちもそう言ってくれた。
こだわりの調味料を並べているお店で、そう言っていただけるのはとても嬉しい。

私も焼きいもと野菜を買って、『のうてんき』さんを後にした。
ここは、また来よう。

「ぜひ行ってみて!」とお勧めされたすぐ近くのお店にも行ってみた。
乾物やナッツなどがガラス瓶に入って量り売りされ、
丁寧な暮らしの相棒となりそうな品が並んでいた。
私が買ったのは、塩を入れる蓋付きの器。

 

『日用美』さんの《カステラ》を買いに♪

お腹もいっぱいになって、本日のメイン『日用美』さんへ向かう。
路地を抜けて。



立派なお屋敷のある通りを抜けて、



坂道を登ると、『日用美』さんの素敵な洋館が見える。






 
私が初めて知ったのは、店主の浅川あやさんの家づくりのブログだった。
こんな素敵な洋館を見つけて、リノベーションするなんて!と憧れて
家づくりの様子を読んでいたものだ。



初めてお会いしたときに、なんとその洋館は、
普通にSUUMOだったかで見つけたのだと教えてもらった。
でも、あやさんが見つけたからこそ、こんなに素敵になったのだと、私は思う。



天井は抜いて梁を見せて。窓ガラスもステンドグラスもそのまま。
塗り壁や新しい造作も、上手く調和して。
《教会》のような雰囲気を醸し出している。凛とした空間。



そこに、あやさんが選んだモノたちが、主人に出会えるのを待っている。
 


日曜だったので、次から次へとお客さんが来て
この素敵な雰囲気を少しでも持ち帰りたいと思うかのように、
お気に入りを見つけて帰っていった。

そんな素敵な『日用美』さんの棚に、こんなものが!
そう、AKKOのこだわりプロポリスキャンディを置いてくださっているのです\(๑˃̵ᴗ˂̵)/ ♪


 

駅近で見つけた珈琲屋さん『旅花』

思いがけず吾妻山まで登ってしまったし、帰る前にちょっとお茶でもしたいなと
オリジナルパフェを作ってくれることで有名な『山小屋』さんに向かう。
が、残念ながら満員で入れず。
今から『Boulangerie Yamashita』さんまで行くには、ちょっと遠いし。
どうしよう。。。と、うろうろしてみたら、小さな珈琲屋さんを見つけた。
席は、空いていた!
カプチーノを注文する。
先客は盲導犬を連れた地元のおじ様。
 

いろいろ話しながら、
おじ様は、だんだんと視力がなくなってくる病気だと話してくれた。
今は、灯りがついているところがなんとなくわかるくらいだそうだ。

ちょうど、だんだんと聞こえなくなる病気の方の話を工藤煉山さんのブログで読んだので
その話をした。人工内耳をつけるとすぐに聞こえるようになるのではなく、
聴こえてくる音と記憶にある音をマッチングするのが大変だと。

「僕もそれと似ているかもしれない。」

例えば友達は見えていた頃の姿を思い浮かべるし、
知らない人も、こんな感じの人かなと姿を想像するそうだ。

その方は、本業とは別に、情報誌にコラムを書いていらして。
そこには、盲導犬のことが書いてあった。
人は盲導犬を見ると、「偉いねぇ」とか言うけれど、
当の本人は偉いなどとは思っていなくて、離してやれば走り回る、普通に元気な犬なのだと。
「おいくつですか?」と聞くと
9歳で、もうすぐ引退の年になるからお別れが来るのだと。
うう、それは寂しい。

盲導犬は子犬のときにボランティア家庭に預けられ、1才を過ぎると訓練が始まり
訓練後にマッチングを経て盲導犬として活躍し、だいたい10才を過ぎると引退して
一般家庭にもらわれるという。
いい家庭で余生を楽しく暮らせるといいな。
 
ということで、てんこ盛りのブログもこれでおしまい。
『旅花』さんのカプチーノはお砂糖を入れてないのに甘味があってほんと美味しかった。
これからは、二宮の最後の立ち寄り場所になりそうだ。
次は、川匂神社まで足を延ばしてみよう。

最後に、吾妻山山頂には、中里口・梅沢口・役場口とありますが、
(本当はもう一つ離れた場所にあるらしい)、
登りは緩やかな中里口、帰りは昔ながらの梅沢口がお勧めです。
役場口は、駅に一番近くて便利ですが、普通の階段で風情には欠けてるかな…

(追)『日用美』さんのカステラは卵の味が濃くて絶品でした。

◆のうてんき
 https://www.noutennki.com

◆ふたは
 https://futaha.life

◆日用美
 https://nichiyobi365.wixsite.com/nichiyobi

旅花
 https://www.instagram.com/tabihana_coffee/?hl=ja