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2022.09.05AKKOのおすすめ
夏には、毎年《三渓園》に蓮の花を見に行く。
蓮の期間は、特別に朝早く7時から開園するので、
駐車場の混まないうちに、早めに出る。
蓮に花は、早朝の優しい光が似合うから。
蓮の花を楽しんで、暑さも少しずつ和らいでくるころに
無農薬の蓮根農家さんから蓮の実をお取り寄せする。
蓮の実は、古代からの力が備わっているのか、
2000年前の地層から出てきた蓮の実を撒いたら発芽したそうだ。
食べると、そのパワーを感じられる。
蓮の花が咲き終わり、花びらも落ちると《花托》と呼ばれる中心部が
《果托》と名称が変わる。沢山の穴が開いていて、その中に実(種)が生る。
《果托》から実を取り出して、外皮を剥く。
生で食べると生のピーナツっぽい。
中心には緑色の芽があって、これはちょっと苦い。
そのまま調理しても良いけれど、
ちまちまと外してみる。
蓮の香りが風に乗ってふんわりと漂う。
この芯は、蓮茶の中でも、《蓮芯茶 trà tim sen》と言われ、上等なお茶になるのだ。
《蓮葉茶 trà lá sen》と言われる蓮の葉のお茶よりも香りが良い。
蓮の花にお茶を詰めて蓮の香りをつけた《蓮花茶 trà hoa sen》もある。
昨年、私も挑戦して作ってみた。(こちら)
蓮の実は、シンプルにお粥でいただくのが好きだ。
味付けは、お塩だけ。
海の塩ではなくて、大鹿村の温泉水から作られた《山塩》を使う。
優しいお粥に、パワー溢れる蓮の実がたまらない。
芯を外した蓮の実は、大切に冷凍しておいて、
お粥にしたり、薬膳スープに入れて、
1年間、イマイチだなというときにパワーチャージする。
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